熱中症予防

2025.06.19

癒し処Saraのホームページご覧いただきありがとうございます。

ここのところかなり気温が高くなってきましたね。
世間では熱中症の予防の報道も多くなってきました。

さて、私は理学療法士として訪問リハビリの仕事を何年かやっておりました。
そこでの経験談をお話いたします。

訪問先は高齢のご夫婦2人暮らしのお宅でした。
訪問日はやや曇り空でしたが気温は30℃超えており厳しい暑さの日でした。

訪問するとご主人は厚い冬の布団にくるまって寝ておりました。もちろんエアコンはかかっておりません。
本人は曇り空で寒いと思い込んでいたそうです。
急いでエアコン入れて着替えてもらい体を冷却いたしました。

この例の通り
高齢になるとかなり皮膚の温度感覚は鈍ります。温度感覚だけではなく嗅覚もかなり低下するので
例えば食べ物の注意も必要になります(悪くなっている食物を口に入れてしまうなど)
したがって、もしご家族の中で高齢の方がいらした場合、ご本人の皮膚感覚に頼るだけではなく
客観的な指標(温度計や湿度系の数値)を基準にしてクーラー使用を決めたりする方が良いと思います。

また、機会があれば自分の暑さの感覚と温度計の数値を確認して自分の感覚が(鈍ってないか?)
をチェックするのもよいかと思います。

水分補給して熱中症に負けないように過ごしましょう。

またクーラー当たりすぎてだるくなってしまったり、体が暑さで疲れてしまっている場合などは
ぜひ当院「癒し処Sara」にお越しください!

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