先日いらっしゃったご新規様の症例報告いたします。
前回同様紹介でお越しくださった70代女性の方
症状としては右の股関節の違和感がありました。既往歴として5年ほど前乳がん(両方全摘)と悪性リンパ腫がありました。
股関節としては右の股関節は内旋方向にやや可動域制限の左右差みられており右膝関節やや腫脹(水腫)もあり、歩行ではやや右側に荷重がかかりすぎている感じがみられました。
まずはじめに股関節周囲のストレッチ、関節可動域の改善、また既往歴から両肩の可動性も左右差がありましたので改善図りました。
内臓の方も見させていただくと動きの硬さがあり、頭蓋や頸部の方も硬さがありました。
内臓の硬さは自律神経系の影響でストレスかかると硬さが出てきます。また時折不眠もあるようでお身体が落ち着いていない印象でした。
お話伺うとやはりがんの既往がありますのでお身体の不安が生じており、そこから自律神経の乱れがあるようでした。
頭蓋のクラニオセラピー実施しまた頸部の緊張を取り自律神経の経路の緊張を軽減させてみたところ
ご本人は「楽になった」との感想聞かれ股関節の違和感も軽減されました。
その後の生活指導としましては、歩行時右の荷重を減らし左への荷重を意識して歩行してもらい左右差を少なくすることと
お身体の意識(不安)を今より軽減していただくように(例えば何か楽しみを見つけるなど)アドバイスさせていただいております。
このように患部の違和感だけではなく、全身診させていただくとご本人も意識していないところが見つかることがあります。
ぜひ当院にお越しいただき治療お試しください。